着回しのコツーその１ー

2021年5月6日

クローゼットはパンパンなのに、着るものがない。。と毎シーズン思う。

というのは誰もが経験したことのある感覚だと思います。

一つには、単純に「新しい服が欲しい、新しい服が着たい」という欲求があります。

そして、じゃあ古い物は手放せばいいじゃない。。と思うのだけど、何故かそれはできない。。

それはまるで腐れ縁の彼氏との関係のよう。。ですよね（笑）

違うのは、彼への気持ちは目に見えないし、スペースも取らないものだけど、服は確実にスペースを圧迫していきます。

少ない服で着まわす第一のコツは、古い服と新しい服を組み合わせてコーディネートすることです。

そして、そのためには古い服を厳選することなんです。
これができると、１点の新しいボトムスを少なくとも４通りくらいは雰囲気を変えて楽しめます。

じゃあ、古い服はどうやって厳選するの？？？

３シーズン袖を通さない服は手放す。。はよく言われます。
これも数を減らすという意味では有効です。
あと、商品の劣化状態を冷静に判断するのも大事です。
これは、高い服であればあるほどあまり認めたくないものですが、どうしても着たければきちんとリペアして新な息を吹き入れてあげなければいけません。

このような基本的なことを踏まえた上で、私はすることは。。

残っている服でよく着ているのは、比較的ベーシックな服なんです。
なので、ベーシックな服は劣化していなければ残します。

デザイン性の高い服は3シーズンルールに従います。
３シーズン袖を通していないのは、嗜好が変わっている証拠です。
取っておいても、着ると結局は違和感しか残りません。

迷ったらまずは着てみます。

そして、服が可愛いかどうかではなく、それを着た自分が可愛いかという視点で判断します。

やだ。やっぱり可愛い！！と思ったら、真剣にその可愛い服と合わせる服を考えるんです。
そして、次のシーズンでは必ず着るんです。
それでも着られなかったら、やっぱり無理です。

自分がどんな服を持っているのかきちんと把握する。　

最低限の服で着まわす基本は、センスよりも何よりもまずはこれに尽きます。

そして、もちろん公表する必要はありませんが、毎朝のコーディネートの写真を収めておくことは驚くほどこの把握に役に立ちます！！

例えば。。新しく買ったベージュのコーデュロイパンツを手持ちの服と合わせた４パターンのスタイリング写真を載せておきます！
色の組み合わせを変えるだけで、雰囲気は変わります。

大げさに変える必要はありません。
ほんのちょっとの違いが、意外にも人の目には同じ服に移らないんです。

下記の４パターンは基本のパターンです。
どんな服もだいたいこの４パターンで着ることが可能です。

次回はそのコツを。。。