コーディネートのコツー色物の合わせ方ー

月末月初で少しバタバタしておりました。

さて、数日に渡り、色が心や体に与える影響をお伝えしてきましたが、今日はそれらの色物をコーディネートするコツをお伝えします。
何故先に色の効果と影響をお伝えしたかというと、色を身に着けるということは、図らずも自分や周囲の人たちに心理的影響を与えてしまっているということを認識して着ていただきたいと思うからです。

白で爽やかに 黒で華やかに

これは最も合わせやすい方法です。
醸し出す雰囲気を知っておいていただくとその日のTPOにうまく合わせていけると思います。
基本的に白、黒との合わせはコントラストが大きくなりますので、色が鮮やかに強調されることになります。

白は爽やかさも伴いますが、華やかなイメージにもなります。

コツは、色物は一色で決めることです。
これに赤いバックはNGです。

グレーでソフトに ベージュでナチュラルに

くすみ系の色と合わせることで、より柔らかな印象にすることができます。
ベージュとグレーはいわゆる繋ぐ色です。

この時も、できれは色は一色。ただ、白や黒と合わせるよりはコントラストが出にくいので、類似色であれば2色使いもありです。

類似色コーデ

最後は類似色コーデです。
これをやったら反対色コーデもあるのですが、これはかなり高度なので止めておきます。

類似色とはどういう色かというと、色の勉強をしたことがある方は「色相環」をご存じかと思いますが、アメリカの肖像画家アルバート・ヘンリー・マンセルが作成した色相を並べた図になります。

類似色とは、簡単に言うと、この図の隣同士、もしくは近くにある色同士ということになります。

更に、2色以上の色物を合わせるときは基本同じ明度の色を使います。
パステルカラーと原色で違う色を合わせるというのは、これもかなり高度なので避けた方がいいです。

一つだけ例外はデニムと色物とのコーデです。
デニムはかなり懐が深いので、色ではなく「デニム」というアイテムとして扱います。
要は、何でもありです。
逆に言うと、困ったときはデニムに合わせればとりあえずOKです。

くすみ系の色同士のコーディネート例。
黄色と緑(カーキ)

緑と青(ネイビー)のコーディネート。
これはボトムデニムですが、デニムもインディゴまで濃い色になると「色」としての主張が強くなるので、類似色かモノトーンと合わせた方がスタイリッシュになります。

是非、色物のコーデを楽しんでください(^_-)-☆