4つの肌色タイプの特徴

少し間が空いてしまいまして申し訳ありません。

季節が移り替わって、夏物のセールも始まり、「お洋服を買いたい」と思っていらっしゃる方もおられると思います。
早速、似合う色の見分け方をご紹介していきます。

4つの肌色の特徴を今一度図でご紹介しておきますね。

スプリングカラー

目はガラスのように光った茶系
繊細で明るい絹糸のような髪の毛
ソフトでロマンティック、かわいらしい印象
左手の中指の爪の下を強く抑えたとき指先に出る赤味がピーチピンク、サーモンピンク
手のひらの色が黄色っぽく、血管が少し浮く。

スプリングタイプの方はイエローベースの明るい肌の持ち主です。
その肌と馴染むのは、やはりイエローベースの明るい色になります。
例えば、青でも明るい水色やターコイズブルー。
反対に、深いロイヤルブルーやパステルブルーは青みの強い青ということになります。

サマー

全体に柔らかな優しい印象の目
色は黒いが、髪質は柔らかい
ソフトでエレガント、上品で優雅な印象
左手の中指の爪の下を強く押さえたとき、指先に出る赤味は濃いローズピンクのような赤
手のひらは青白く、血管が浮いている。

サマータイプの方はブルーベースの透き通るような肌をしています。
ともすると青白いくらいの繊細さがあります。
いわゆるくすみ系の色、パステルカラー等をとても上品に美しく着こなします。

オータム

深く澄んだ濃いブラウンの瞳
ダークな茶色の髪
マットで陶器のような肌
スポーティ、ナチュラル、知的で大人っぽい印象を持つ。
左手中指の爪の下を強く押さえた置き、指先に出る赤味は茶色っぽい
手のひらは黄色っぽく、皮が厚くつるっとしている、

落ち着いた知的な雰囲気を持つ方が多いのがオータムタイプの方です。
色味の濃い、明度が低いエレガントな色が陶器のような深い黄色味の肌を美しく魅せます。

ウインター

白目と黒目のコントラストがはっきりしている。
緑を帯びたつややかな深い黒髪
マットな白い肌。
左手の中指の爪の下を強く押さえた時に指先に出る赤味は青みがかった濃い赤。
シャープでモダン、個性的な印象を持つ方が多い。

ウインタータイプの方は、コントラストがはっきりしている色合わせ、ビビットカラーが似合います。

さて。。。あなたの肌はどのタイプでしょうか。
この4つのタイプの中で、おそらく市場に一番似合う色が揃っているのはサマータイプの方です。
夏のパステルカラーやくすみのあるペールカラーは特に数シーズン流行にもなっています。
また、ウインタータイプの方の肌を美しく見せる黒や白は洋服にとっては定番カラーなのと、ビビットカラーは差し色として毎シーズン何かしら登場しているので探しやすいですね。

少し困るのはイエローベースの方だと思います。
日本人が着る洋服の色としてはあまり馴染まない色でもあります。
カーキやサンドベージュ、茶色やオレンジ等、まだオータムタイプの方の方が探しやすいかもしれません。

私が今までスタイリングをさせていただいた方たちの中では、実はスプリングカラーがお似合いになる方が多かったのですが、明るい黄色味のある色というのは、日本人にとっては抵抗のある色でもあるのと、市場にもあまり出回っていないんです。
とはいえ、「似合う色の服を着たい」という方はいらっしゃるので、そこは責任を持ってご案内をしています。

あと、基本的に顔色が良くみえればいいわけですから、似合う色は顔の近くにあればいいわけです。
そう考えると、ストールやトップスだけに気軽に取り入れるということもできます。

ここまで書きましたが、似合う色は「利用をするもの」であって、もちろんこの色以外を着たからといってあなた自身の魅力が薄れるわけではありません。

その事を分かった上で利用をする価値は十分あると思っていますし、お買い物同行の上ではご要望を伺いながらご提案をさせていただいています。

さて。。次回は久しぶりにお買い物ツアーのご案内をさせていただこうと思っています。
夏物のセールが始まっていますので、少人数で効率よく、でも楽しくお買い物ができればと思います。